NST便り-第5報-

NST便り-第5報-

皆様,はじめまして.言語聴覚士の磯崎孝輔と申します.

20年間,言語聴覚士としてコツコツ努めてきましたが,「NST」という新たな学びの場を,成長の機会ととらえ,自分なりに日々奮闘しております.

言語聴覚士としては「口から食べて,栄養状態を回復してもらえるように…」と,いつも考えを巡らせますが,医療の発展により「超高齢化社会」と言われる日本ですので,なかなかそうはいきません….

「超高齢化社会」なので当然なのかもしれませんが,高齢者の肺炎予防に関しては,「食事形態」,「栄養補助食品」,「食事姿勢」など,様々な研究が行われ,特に誤嚥予防については,日本は「研究熱心だ」と言われています.

日本にはおいしい食べ物が沢山あって,食べることを,単に「栄養補給」として捉えるのではなく,「味」,「香り」,「美しさ」,「情緒」そして「風情」といった沢山の要素で楽しむ文化があります.日本人が食べることに対して「研究熱心」なのは,こうした文化を大切に思う国民性(個人的見解ですが)であると,いつも感じながら仕事に取り組んでいます.こういった仕事に携われることは大変光栄なことです.

今後も,皆様の「食べる楽しみ」を支援していけるように頑張ります!

磯崎孝輔(言語聴覚士)

NST便り-第4報-

NST便り-第4報-

当院は

2019年10月1日より,日本病態栄養学会による

1. 栄養管理・NST実施施設   (19-005)

2. 病態栄養専門医研修認定施設 (N19-003)

(指定を受けているのは,東北・北海道で8施設のみ)

の認定を受けました。

NST便り-第3報-

NST便り-第3報-

日本病態栄養学会 北海道地方会

2019年10月5日(土)市立札幌病院 管理棟会議室において第2回 日本病態栄養学会 北海道地方会学術集会が開催され,当院から11名が参加しました.

11題のNSTに関係した多彩な一般演題と1題の特別講演があり,4時間の熱い研究会でした.

当院からは以下の3演題を発表し,会場の先生方の意見をいただきました.

①頚椎骨棘が嚥下障害の原因と考えられた一例

江別谷藤病院 NST 小松結愛

②自然災害時における病院栄養の対応と課題

江別谷藤病院 NST 藤井美里

③入院患者における服薬内容確認の必要性・重要性

江別谷藤病院薬剤部 中陳貴史

特別講演は女子栄養大学 大学院栄養学研究科教授 本田佳子先生による『代謝性疾患における栄養食事療法のオーダーメイドの探求―栄養指導の効果を見据えて―』で,特に糖尿病管理に関する最新知見をお教えいただきました.

当院のNST活動に大いに刺激になりました.

黒川泰任

NST便り-第2報-

NST便り-第2報-

もうすぐ今年のノーベル賞受賞者の発表時期です.その経過や業績には色々意見もありますが,やはり世間の注目度は大きいと思います.NSTや栄養に関連したノーベル賞受賞を振り返ってみました.

1923年

インスリンの発見:バンチング(カナダ),マクレオド(英国)

1937年

ビタミンCの抽出,作用機序の解明:アルベルト・セント=ジェルジ(ハンガリー)

1947年

グリコーゲンの触媒的分解経路の発見:カール・コリ,ゲルティー・コリ(チェコスロバキア)

1964年

コレステロールおよび脂肪酸代謝の機構と調節に関する発見:コンラート・ブロッホ(アメリカ合衆国),フェオドル・リュネン(西ドイツ)

1985年

コレステロール代謝の調節に関する発見:マイケル・ブラウン(アメリカ合衆国),ヨセフ・ゴールドスタイン(アメリカ合衆国)

今年はどんな業績が受賞するでしょうか?個人的には,スタチンの発見か,インクレチンの発見ではないかと期待しております.

黒川泰任

NST便り-第1報-

江別谷藤病院 管理栄養士の藤井美里です。

このたびNST(栄養サポートチーム)活動の1つとして、
ホームページで栄養や嚥下に関した一言欄を「NST便り」として始めますので、ご挨拶申し上げます。
参考にしていただければ幸いです。

まずは,NSTについて一言。
NST(Nutrition Support Team:栄養サポートチーム)とは、医師、薬剤師、看護師、管理栄養士など多職種がお互いの知識・技術を持ち寄り、
より良い栄養管理を行い、栄養状態の改善を目的として活動するチームです。
栄養状態が悪いと、十分な治療効果が得られず、なかなか回復できない場合や感染症や合併症を引き起こしてしまう場合があります。
また、私たちは若手から高齢まで、いつの時でも口から食物を食べる事が人生の大きな楽しみの一つでもあります。
しかし、時にそれが叶わなくなっていく場合もあります。このような問題を解決するためのチームです。

活動内容…
1. 「栄養管理が必要か否か」の判定
2. 「適切な栄養管理が行われているか」をチェック
3. 「最もふさわしい栄養管理法」の指導・提言
4. 肺炎などの合併症の予防・早期発見・対策の提言
5. 新しい知識・技術の紹介,啓発
6. 栄養療法の評価・効果判定

当院のメンバーは、
医師、薬剤師、看護師、管理栄養士、言語聴覚士、理学療法士、臨床検査技師、事務長で構成されています。

よろしくお願い致します。