NST便り-第53報-

季節の変わり目

徐々に気温が下がり,冬の足音が近づいて来ました.

季節の変わり目は朝と夜の気温差が大きく,体温調節が難しくなり,風邪をひきやすくなります.また,気温差のほかに自律神経のバランスが乱れて体調を崩しやすくもなります.このため,冬を迎える季節の変わり目は自律神経が乱れて風邪が長引くこともあります.

風邪予防のためには,

① 喉を保湿する(こまめな水分補給やマスクを使用する) 

② 睡眠時間を長く確保する(規則正しい生活を心がけ決まった時間に寝て、起きることが大切です)

③ 栄養素バランスのよい食事をとる(免疫力や抵抗力をアップさせる栄養素であるタンパク質、ビタミンA、C、E、ミネラル成分などを摂り、免疫力を高めましょう)

④ 体を温める(特に首,手首,足首を温めると効果的です)

など身体をしっかり守ることが大切です.体調不良のときは無理をせずに,早めに休養を取りましょう.

風邪のほかにインフルエンザも流行る時季ですので,体調にお気を付けください.

 

臨床検査技師 山本 みお