NST便り-第50報-

NST加算に必要な資格取得のために,2023年9月12, 13日,9月19, 20日の4日間,札幌徳洲会病院より,臨床研修に来られました.

大変お疲れ様でした.研修の感想をいただきました.

札幌徳洲会病院 管理栄養士の村田真帆と申します

この度は貴院にて2023年9月12日,13日,19日,20日と4日間NST研修をさせていただきありがとうございました.今回1人での研修ということもあり心細かったですが,管理栄養士の津川先生をはじめNSTメンバーの皆様にはとても優しくしていただき感謝しております.津川先生や薬剤師の中陳先生の講義はとても勉強になりました.中でも中陳先生の講義では薬剤による嚥下機能への影響やNSTにおける薬剤師の関わりなど,管理栄養士の私にとっては普段は知り得ることのできない機会であったため,とても貴重な時間でした.

谷藤病院ではNST以外にも普段から多職種が協力する体制がとれていることに感銘を受けました.患者さんの栄養管理や早期退院に向けて多職種でコミュニケーションをとることで疑問や沢山の気づきが生まれるため,チーム医療の大切を改めて感じました.

また指導医である黒川先生にも沢山ご指導をいただきました.栄養の基礎知識が不足しており申し訳ありませんでした.自分で考え,答えることがとても重要であると今回の研修で身に沁みました.

NSTの回診の際には実際に患者さんの手足に直接触れ,皮膚の状態や浮腫の確認,上腕周囲長,皮下脂肪厚の計測もさせていただきました.中には骨密度測定をする患者さんがおり,それに合わせて医療機器であるDXAの見学もさせていただき,実際に骨密度測定の結果や体組成測定の結果も併せて教えていただきました.普段ではできない体験でありとても貴重な時間でした.

今回の研修では当然ではありますが全てが初めてのことばかりでとても良い刺激となり濃厚な時間でした.この度の経験を元にこれからも勉学や,患者さんの栄養管理に努めていこうと思います.

谷藤病院の皆様,お忙しい中貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました.