NST便り-第49報-

熱 中 症

お久しぶりです.管理栄養士の津川です.

今年の夏は暑く,熱中症で入院される方も多い印象でした.私自身も初めて熱中症を体験したので,反省を兼ねてお話したいと思います.

この日は晴天で風もなく,30℃超えで湿度の高い日でした.野外でのイベントに参加しており,常に太陽の下で動いていました.

最初は汗が流れっぱなしで「暑いからだろう」と思っていました.しかし,段々と汗は止まり,次第に気持ちが悪くなり,「何かおかしいな」と思っていた矢先に,吐き気やふらつきを感じました.そしてついに立っていられなくなり,ベンチに座り込んでしまいました.

「体調が悪いかもしれない」と思ってから立っていられなくなるまでは,あっという間だったと思います.

その後すぐに冷たい飲み物とかき氷を口にし,体を冷やし,少し休んで無事に回復することが出来ました.その日は何人も救護室に運ばれたり,駆け込んだりしていたようです.

熱中症は高齢者や子供に多いと言われています.水分もこまめにとるようにしていたし,「まさか自分がなるなんて…」と猛省しました.

 翌日も同じような天気でしたが,暑さ対策を万全にしていくことで,最後まで楽しむことが出来ました.

正直,軽症でもこんなに辛いとは思ってもいませんでした.

来年も同じような暑さ,或いは上回る暑さがやってくるかもしれません.熱中症は誰にでも起こりうる侮れない「外傷」だと身をもって体験しました