NST便り-第2報-

NST便り-第2報-

もうすぐ今年のノーベル賞受賞者の発表時期です.その経過や業績には色々意見もありますが,やはり世間の注目度は大きいと思います.NSTや栄養に関連したノーベル賞受賞を振り返ってみました.

1923年

インスリンの発見:バンチング(カナダ),マクレオド(英国)

1937年

ビタミンCの抽出,作用機序の解明:アルベルト・セント=ジェルジ(ハンガリー)

1947年

グリコーゲンの触媒的分解経路の発見:カール・コリ,ゲルティー・コリ(チェコスロバキア)

1964年

コレステロールおよび脂肪酸代謝の機構と調節に関する発見:コンラート・ブロッホ(アメリカ合衆国),フェオドル・リュネン(西ドイツ)

1985年

コレステロール代謝の調節に関する発見:マイケル・ブラウン(アメリカ合衆国),ヨセフ・ゴールドスタイン(アメリカ合衆国)

今年はどんな業績が受賞するでしょうか?個人的には,スタチンの発見か,インクレチンの発見ではないかと期待しております.

黒川泰任

職員研修会が行われました

9月9日の17時30分より、藤花会グループの職員を対象とした研修会が行われました。

今回は 「認知症への理解を深める」 ~認知高齢者が穏やかに過ごせるための対応~ と題し、江別市立病院の老人看護専門看護師である、山下いずみ先生を講師にお招きし研修を実施しました。

山下先生には、ここ数年毎年研修会を行っていただいており、今年も認知症とはどのようなものか、認知症の方への対処法はどのようにしたら良いか、ユマニチュードやカンフォータブルケアとはどのようなものか、といったような内容をとても分かり易く教えていただきました。

 

院内職員研修会が行われました

8月30日の17時30分より、当院の感染制御チーム専任看護師である池間看護師を講師に「今日からできる感染対策」と題する職員研修会が行われました。

どの様にしたら感染が起こるのか、その防ぎ方はどの様にすれば良いか、などといった内容を1時間程度で分かりやすく教えていただきました。

 

NST便り-第1報-

江別谷藤病院 管理栄養士の藤井美里です。

このたびNST(栄養サポートチーム)活動の1つとして、
ホームページで栄養や嚥下に関した一言欄を「NST便り」として始めますので、ご挨拶申し上げます。
参考にしていただければ幸いです。

まずは,NSTについて一言。
NST(Nutrition Support Team:栄養サポートチーム)とは、医師、薬剤師、看護師、管理栄養士など多職種がお互いの知識・技術を持ち寄り、
より良い栄養管理を行い、栄養状態の改善を目的として活動するチームです。
栄養状態が悪いと、十分な治療効果が得られず、なかなか回復できない場合や感染症や合併症を引き起こしてしまう場合があります。
また、私たちは若手から高齢まで、いつの時でも口から食物を食べる事が人生の大きな楽しみの一つでもあります。
しかし、時にそれが叶わなくなっていく場合もあります。このような問題を解決するためのチームです。

活動内容…
1. 「栄養管理が必要か否か」の判定
2. 「適切な栄養管理が行われているか」をチェック
3. 「最もふさわしい栄養管理法」の指導・提言
4. 肺炎などの合併症の予防・早期発見・対策の提言
5. 新しい知識・技術の紹介,啓発
6. 栄養療法の評価・効果判定

当院のメンバーは、
医師、薬剤師、看護師、管理栄養士、言語聴覚士、理学療法士、臨床検査技師、事務長で構成されています。

よろしくお願い致します。

NSTの講習を行いました

8月7日の17時30分より全職員対象で、脳外科の黒川医師によるNSTの講習会が行われました.

NSTとは『栄養サポートチーム』の事で、その考え方がなぜ出てきたかといった歴史の話や、そもそも栄養とは!?といった基本的で分かりやすい講習を行っていただきました.

 

防火訓練を行いました

毎年実施している昼間を想定した防火訓練を行いました。

消防署の方々が見守る中、午前と午後の診療の合間に実施しました。参加した職員は皆、本番さながらの消火活動や避難誘導を行っており、終了後には消防署の方から「てきぱきとした良い動きでした」とお褒めの言葉をいただくことがきました。