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NST便り-第83報-

掲載日:2026.03.25

チョコレートの効果

初めまして,言語聴覚士の谷江です.

今年もあっという間に3ヶ月が過ぎました.この時期といえば,バレンタインやホワイトデーがあって,店頭でチョコレートを見る機会が多くありました.

そこで今回はチョコレートについて少し調べてみたのでお話したいと思います.

例えば,「鼻血が出る」「集中力が上がる」などは,皆さんも聞いたことがある噂だと思います.他のメリット,デメリットでは何があるでしょうか?

まずは,メリットについてです.

カカオポリフェノールには活性酸素を除去する抗酸化作用があるため,動脈硬化やがん細胞の増加を防ぐ効果があります.過剰な活性酸素はアレルギー症状を引き起こす原因になるため,花粉症などのアレルギー対策にもなります.

また,ミネラルも豊富に含まれており,カルシウムとマグネシウムのバランスが絶妙です.カルシウムばかり摂取すると,骨内にあるはずのカルシウムが筋肉中に溶け,骨粗鬆症や生活習慣病の原因となります.骨内のカルシウムと筋肉中のカルシウムの濃度を調整するのがマグネシウムの役割です.チョコレートはそのバランスが取れているため,カルシウム蓄積の良い方向に働きます.

マグネシウムは神経細胞間の信号をスムースに伝達するようサポートしてくれるため,結果として情報処理の効率アップに役立ちます.また,ストレスが加わると,マグネシウムが体外に排出されやすくなるため,プレッシャーを伴う場面にもおすすめです.脳の興奮を抑え,リラックスした状態に保つのにも効果があります.

次に,デメリットです.

よく言われる,ニキビや鼻血についてですが,どちらも直接的な原因にはなりません.ただし,脂質が多く含まれるため,食べ過ぎや夜遅くに食べるなどの食生活がニキビを引き起こす原因となってしまいます.肥満や糖尿病のリスクなども同様の機序です.これらは,主に食べ過ぎが原因なので,適量を守れば最初にお話しした効果が期待できます.

1日22 g(板チョコ1/3ほど)と言われている適量を守って,美味しさを楽しみましょう!

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