NST便り-第69報-
掲載日:2025.02.21
栄養サポートチーム(NST)加算における新しい低栄養の診断基準
―GLIM基準について―
令和6年(2024年)度診療報酬改定で,「栄養状態の評価にGLIM基準を用いることが望ましい」と,厚生労働省より通達が出されました.栄養状態の把握と改善が,すべての疾患治療において基礎となることになります.
従来,栄養サポートチーム(NST)加算においては,栄養状態の判定基準は,「血中アルブミン値が3.0 g/dL以下であって,栄養障害を有すると判定された患者」が算定要件の一つでした.
しかし,今回の改定では「GLIM基準による栄養評価を行って,低栄養と判定された患者」と変更されました.
今後は入院時,最初に既存のツールを用いてスクリーニングを行った後に,GLIM基準により,体重減少やBMI,筋肉量の減少,食餌摂取量の低下,疾病負荷/炎症等の項目を確認/判定し,低栄養と判断された患者さんに対して,NSTが関わることとなりました.
事務局 町田 実


